ロイター通信が27日に報じたところによると、米財務省は26日、2026年夏から米ドル紙幣にドナルド・トランプ米大統領の署名を入れると発表した。現職大統領の署名が通貨に印刷されるのは、米国史上初めてのこととなる。この新デザインの紙幣は、米国建国250周年を記念するものだ。
トランプ大統領とベサント財務長官の署名が入った100ドル紙幣の第一陣は6月に印刷され、他の額面の紙幣はその後数ヶ月かけて印刷される予定だ。新紙幣が銀行システム内で流通するまでには数週間かかる可能性がある。
報告書は、今回の署名変更は、トランプ政権とその支持者たちが、建物、機関、政府事業、軍艦、硬貨などに大統領の名前を刻むための最新の動きであると指摘している。トランプ大統領が任命した委員で構成される連邦芸術委員会は先週、トランプ大統領の肖像を刻んだ記念金貨のデザインを承認した。
ベサント氏は声明の中で、トランプ氏の2期目の「力強い経済成長と安定した金融システム」を鑑みると、今回の措置は米国建国250周年を記念する上で「全く適切」だと述べた。
これまで、流通用の「1ドル・トランプ記念硬貨」を発行する計画は、存命人物の肖像を米国の硬貨に印刷することを禁じる法律によって阻まれていた。
財務省当局者によると、紙幣の全体的なデザインは変更されないが、財務長官の署名がトランプ大統領の署名に置き換えられるとのことだ。トランプ大統領の署名が入った100ドル紙幣の見本は、現時点では公開されていない。