オレンジは高い経済的価値と幅広い市場性から、近年栽培面積が大幅に増加しています。しかし、栽培中に花や実が落ちてしまう問題にはどのような対策があるのでしょうか?どうすれば花や実を長持ちさせることができるのでしょうか?オレンジの栽培技術を見ていきましょう。
1. 必要に応じて剪定し、芽を取り除く
春にオレンジの木が芽吹いた後、細かく剪定する必要があります。上部の冬枝、過度に伸びた枝、病気や害虫に侵された枝、樹冠の外側の密集した枝は除去する必要があります。葉のない花や変形した花も除去する必要があります。過度に伸びた秋の枝は、3~4個の花を残して短くします。同時に、強い枝は残し、弱い枝は除去する必要があります。枝の塊は剪定し、上部と樹冠の外側にある強い春枝、栄養枝、密集して弱い春枝を除去します。春枝は適時に摘み取って短くする必要があります。春枝、夏枝、初秋の枝は除去する必要があります。
2. 花や果物を保存する
蕾期、開花期、幼果期に、尿素0.3%、リン酸二水素カリウム0.3%、ホウ砂0.2%の混合液をそれぞれ1回散布します。生理的落果後から生理的落果前にかけて、低濃度の化成肥料溶液を1回散布します。5月下旬には、尿素0.3%とリン酸二水素カリウム0.3%の混合液を1回散布するか、幼果期に施用します。これにより、花や果実の保護効果が高まります。
3. へその黄変による果実落下を防ぐ
開花期には、花と果実の保存のため、チオファネートメチル溶液を樹冠に1回散布します。5月下旬から上旬にかけては、アミノ酸系複合肥料の300倍希釈液や緑分衛2号の800倍希釈液などの葉面施肥を行います。2回目の生理落果期には、複合肥料とチオファネートメチルを800倍に希釈した液を樹冠に散布するか、低濃度のチオファネートメチル溶液を果実の花端に施用することで、花端の黄変を抑制し、落果を防ぎます。
4. 水管理
裂果による落果には、乾期に適時灌水を行い、樹幹周囲に藁マルチを敷くことが重要です。藁マルチの厚さは10~15cmとし、マルチを敷く前に樹幹周囲の土壌を軽くほぐし、耕起しておきます。6月から8月にかけては、リン酸とカリウムの肥料をより頻繁に施用します。生理的落果の第2期には、若い果実の開花部にリン酸とカリウムの肥料溶液を施用します。初期の裂果が軽度の場合は、70%チオファネートメチル溶液を800倍に希釈したものを施用します。
オレンジの栽培技術について簡単にご紹介しました。さらに詳しい栽培・管理技術については、人気の農薬投資ウェブサイト「1988.TV」をご覧ください。